
- NFTを購入したいけど、やり方がわからない
- NFTの購入には事前準備が必要?
そんな悩みにお答えします。
NFTは誰でも購入することができますが、事前準備が必要になります。
本記事では、NFTを購入するための事前準備や購入方法などを解説します。
本記事でわかること
- NFTの事前準備
- NFTの購入方法
- NFTのメリット
- NFTを購入する際の注意点
- おすすめのマーケットプレイス
それではみていきましょう。
目次
NFTの購入の際に必要な2つのもの
NFTを購入するためには準備しなければならないものが2つあります。
準備するものは下記の2つです。
- 仮想通貨取引所
- ウォレット
それぞれ詳しく解説します。
仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨取引所の口座は、NFTを購入するために必要になります。NFTを購入する前に、仮想通貨が必要だからです。
例えば下記の仮想通貨取引所があります。
- コインチェック
- GMOコイン
- ビットバンク
上記の中でも、特におすすめなのがコインチェックです。500円から始められるので、初心者でも始めやすくなっています。
イーサリアム
仮想通貨取引所の口座を開設したら、イーサリアム(仮想通貨)を購入しましょう。基本的にNFTはイーサリアムで取引されます。
NFTを購入するには、イーサリアムが必要になるので、しっかり用意しましょう。
ウォレット
ウォレットは仮想通貨専用のお財布のことです。ウォレットを用意すると、NFTを購入したときに保存ができます。
ウォレットには2種類あり、「ホットウォレット」「コールドウォレット」です。
メモ
- ホットウォレット:インターネットに接続されているもの
- コールドウォレット:インターネットに接続されていないもの
ウォレットの開設や手数料などがかからないので、早めに準備しましょう。
ウォレットの有名なものに「MetaMask」が挙げられます。GoogleChromeの拡張機能でも利用できるのでダウンロードしましょう。
NFTを購入する5つの手順
NFTを購入するために必要なものを紹介しました。
ここでは、NFTを購入する手順を5つに分けて解説します。
- 仮想通貨取引所を開設する
- ウォレットを作成する
- ウォレットに入金する
- NFTマーケットにログインする
- NFTを購入する
それぞれ詳しく解説します。
手順①:仮想通貨取引所を開設する
NFTを購入するためには、仮想通貨取引所の開設が必要です。購入する仮想通貨はイーサリアムになります。
仮想通貨取引所の開設は、メールアドレスとパスワード、本人確認書類が必要になるので、事前に準備しましょう。
仮想通貨取引所の口座開設なら、コインチェックがおすすめです。スマートフォンで簡単に会員登録ができるので、空き時間にサクッと手続きをしましょう。
手順②:ウォレットを作成する
仮想通貨取引所の開設が終わったら、ウォレットの作成を行いましょう。
ウォレットは、仮想通貨を管理するために必要です。
ウォレットはMetaMaskがおすすめです。NFTを購入する人の多くがMetaMaskを活用しています。
MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能であり、ダウンロードは無料なのですぐに作成することが可能です。
手順③:ウォレットに入金する
ウォレットの作成が完了したら、購入した仮想通貨を入金しましょう。
NFTを購入する場合は、イーサリアムを使用することが多いので、イーサリアムを購入してください。
手順④:NFTマーケットにログインする
NFTはNFTマーケットで売買されているので、ログインしましょう。
NFTマーケットは下記の5つが挙げられます。
- OpenSea
- Rarible
- LINEBITMAX
- CoincheckNFT
- LINENFT
上記の中でも、Open Seaは世界最大級のNFTマーケットです。MetaMaskを所持しているだけで簡単に連携ができるので、OpenSeaを活用してみましょう。
仮想通貨取引所のコインチェックを解説している場合は、Coincheck NFTもおすすめです。
手順⑤:NFTを購入する
NFTマーケットにログインしたら、自分が好きなNFTを購入しましょう。
購入する際は、ウォレット内に購入できる分の仮想通貨がある必要があります。
購入する前に、NFTの購入ができる金額と手数料を合わせた仮想通貨を準備しましょう。
NFTを購入するメリット3選
NFTを購入する手順を紹介しましたが、メリットを理解したうえで購入を考えましょう。
NFTを購入するメリットは下記の3つです。
- 唯一無二の価値がある
- 将来価値が上がる可能性がある
- 誰でも購入できる
それぞれ詳しく解説します。
1. 唯一無二の価値がある
NFTは唯一無の価値があり、保証されています。
NFTはブロックチェーン技術によって、データが改ざんできないようになっているからです。
従来のデジタルデータは、唯一無二を証明できるものがなかったため容易に複製やコピーができてしまいます。NFTの所有権がブロックチェーンで記録されており、盗難や複製されることはありません。
メモ
ブロックチェーンとは、過去から現在までの取引履歴を処理・記録する技術のこと
2. 将来価値が上がる可能性がある
米調査会社Verified Market Researchは、2021年のNFT市場は約1兆5636億円と報告しました。2030年にはNFTの市場規模が約32兆円387億円になるとの予測を発表しているため今後も市場の拡大が予想されています。
今後に期待してNFTをアート投資として購入する方も多いです。
例えば下記のNFTが挙げられます。
- クリプトパンク
- 手塚アニメ アトムのモザイクアート
- Bored Ape Yacht Club
クリプトパンクは、世界最古のNFTアートと呼ばれており、数千万円以上の値段がついているものもあります。
「CryptoPunk 7804」の初期は、2018年1月では12イーサリアムでしたが、2021年になると4200イーサリアムで取引されました。価格が350倍になり、日本円で約8億1400万円です。
クリプトパンクのようなNFTアートがこれから先も出てくる可能性があります。
3. 誰でも購入できる
NFTは誰でも購入できます。
従来まではアートを購入する際に、オークションに参加して購入する必要がありました。
NFTはオンライン上のマーケットで販売されているので、簡単に購入可能です。
NFTを購入するためには、事前に仮想通貨をもっている必要があるので準備しておきましょう。
NFTを購入する際の注意点3選
NFTを購入するメリットを紹介しましたが、購入する際の注意点も存在しています。
ここでも3つの注意点を紹介します。
- 取引手数料がかかる
- 偽物が出品されている可能性がある
- NFTの保管方法に気をつける
それぞれ詳しく解説します。
1. 取引手数料がかかる
NFTを購入する際は、NFTの値段と取引手数料がかかります。NFTの世界では、手数料のことを「ガス代」と呼んでいます。
ガス代以外の手数料は下記の通りです。
- 販売手数料
- 出庫手数料
- 決済手数料
手数料は固定ではなく、NFTが盛り上がると高騰する可能性が高いでしょう。
購入するときは毎回取引にかかる手数料を確認する必要があります。
ガス代を確認するときには「Ethereum Gas Tracker」を利用してみてください。
2. 偽物が出品されている可能性がある
NFTは偽物が出品されている可能性があります。仮想通貨やNFTは、近年始まったばかりの業界なので法整備が整っていない状態です。
NFTを購入する際は、信頼できるかどうかで判断しなければなりません。
NFTの偽物を見分けるコツは下記の通りです。
- 公式マークを確認する
- アイテム数や取引ボリュームを確認する
- 公式Twitterから作品ページに移動する
上記のことを行うことで、偽物を購入する可能性を下げられます。
偽物を購入した場合、多くの資産を失う可能性があるため、偽物を見分けられるようにしましょう。
3. NFTの保管方法に気をつける
NFTの保管方法に気をつけないと購入したNFTが盗まれる可能性があります。
保管方法には、ホットウォレットとコールドウォレットの2種類があります。保管方法のおすすめは、コールドウォレットです。
コールドウォレットは、パスワードをネットから離れた端末内に保存できるため、情報の流出が起こりにくいです。
保管方法に気をつけて自分のNFTを守りましょう。
NFTを購入できるおすすめのマーケット5選
NFTが購入できるおすすめのマーケットを5つ紹介します。
- OpenSea
- Rarible
- Adam by GMO
- CoincheckNFT
- LINENFT
それぞれ特徴を紹介します。
1. OpenSea

https://opensea.io/ja
OpenSeaは、世界最大級のNFTマーケットです。世界中のアーティストの作品が出品されているため、自分が購入したいと思う作品が見つかる可能性が高いでしょう。
取り扱っているジャンルは下記の通りです。
- アート
- 音楽
- トレーディングカード
上記以外にも取り扱っているジャンルがあるので探してみましょう。
MetaMaskを持っている人はすぐにログインできるので、面倒な手続きを実施しなくてもNFTの売買ができます。
2. Rarible

https://rarible.com/
Raribleは、サイトが見やすく操作しやすいのが特徴です。
取り扱っているジャンルは下記の通りです。
- アート
- 音楽
- ゲーム
- メタバースの土地
Raribleは、作品を出品するアーティストにおすすめのNFTマーケットです。作品が購入されたときに発生するロイヤリティを自由に設定できるため、利益を獲得しやすい仕組みになっています。
Raribleは、独自トークンの「RARI」を発行しているので、所有することでRARIトークンの利用方針の意思決定に参加できます。
3. Adam by GMO

https://adam.jp/
Adam by GMOは、GMOインターネットグループのGMOアダム株式会社が運営しているマーケットです。
取り扱っているジャンルは下記の通りです。
- アート
- イラスト
- マンガ
Adam by GMOは仮想通貨の支払いではなく、クレジットカードや銀行振込でNFTを購入できます。
利用できるクレジットカードは以下の通りです。
- VISA
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
仮想通貨を持っていないけど、クレジットカードを持っている方は購入してみましょう。出品されている商品の中には、購入者限定のコンテンツが含まれていることもあります。
4. CoincheckNFT

https://nft.coincheck.com/
CoincheckNFTは、Coincheckを開設している方はすぐに利用できます。
取り扱っているジャンルは下記の通りです。
- アート
- ゲーム
- ファッション
上記以外にも取り扱っているジャンルがあります。
海外のマーケットと違って日本語に対応しているので、不安がなく利用可能です。CoincheckNFTは、ビットコインやイーサリアム、リップルなどたくさんの仮想通貨で購入できます。
ガス代が発生しないので、NFT初心者におすすめのマーケットです。
5. LINENFT

https://nft.line.me/
LINENFTは、LINEアカウントを持っているだけで始められるマーケットです。
取り扱っているジャンルは下記の通りです。
- エンターテインメント
- スポーツ
- ゲーム
NFTは仮想通貨を持っていないと購入できませんが、LINENFTは日本円で購入できます。取引手数料が無料なので、他のマーケットより安く買えます。
仮想通貨取引所のLINEBITMAXを開設している場合は、すぐに利用できます。
NFT購入【まとめ】
今回は、NFTの購入方法やメリット、注意点、おすすめのマーケットを紹介しました。
NFTを購入する手順は下記の通りです。
- 仮想通貨取引所を開設する
- ウォレットを作成する
- ウォレットに入金する
- NFTマーケットにログインする
- NFTを購入する
NFTを購入する前に、仮想通貨取引所とウォレットの準備が必要です。
NFTを購入したい方は、今回紹介したNFTマーケットから選んで購入してみましょう。